自転車レースに出ようっ！（準備編）～CYCLE MODE ECO CLASSIC [bicycle]
それはイトコのにーさんからの一本の電話から始まりました。
「４月の１２日（土）って空いてる？自転車のレースがあるんだけど出ない？」
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「は？」 ( ﾟoﾟ)
さすがわが血族とでも言うか、やぶからぼうに何を言い出すんでしょうこのヒトは。
「イヤどゆこと？何の話？つか“誰が”、“何に”出るって？」
「だから“７５３が”、“自転車レースに”ってハナシ」
以下このにーさん曰く、
１．「CYCLE MODE ECO CLASSIC」というイベントに仕事仲間とエントリーしたのだが、仕事の都合で出れなくなってしまった。
２．ワタシが「自転車に興味ある」と言っていたのを思い出したらしい。
３．エントリー代とか帰ってこないし、ダメもとで声かけてみた。
ということでした。
まあ確かにワタシも自転車レースに少なからず興味持っていましたし、このレースイベントもそれほど
シリアスなものではないみたいなので出てみようかしらん？と前向きにこのオファーを捕らえることに
しました。ちなみにエントリーしていたのは
「サイクルリレー（３時間の部）」
いわゆる“エンデュランスレース”です、“耐久”です。
その会場となるのはなんと「ツインリンクもてぎ」で、クローズドコースとオーバルコースを
繋げて一周とし、３時間の間でどれだけ走れるかを競うものだそうです。
にーさん曰く、“一人で走っちゃってもいい”とのことですが、普段特別な自転車トレーニングなどはしていないワタシがそんな暴挙に出るとナニヤラ大変なことになりそうです。
というわけで相方にマイシスターを引っ張り出すことにしました。
マイシスターは特に自転車が好きというわけではないし、特別にレースに興味があるというわけではないのですが、イベント色が強いということを話したところその気になったようで
「せっかくならママンも連れて行こうよ。栃木なら温泉とかあるでしょ？」
「そうだねぇ、レースは午前中で終わるみたいだから朝は早いけど帰りには余裕あるし。それに帰りに宇都宮に寄って餃子食べて帰るのもいいねぇ」
という話でまとまり、ママンをチーム監督（？）とした３人体制で臨むことにいたしました。
そうなると次は機材の確保です。
これについてはにーさんがクロスバイクを手配してくれるということで話がつきました。
ワタシの愛車のミニベロもそれなりに高速巡航は可能ですし、イベント色が強いレースならネタとしてｂｄ－１系などの変わりだね自転車で出場する選手もいるでしょうが、やはりそこは小径車ですので高速巡航時の疲労度などが違います。
ましてや普段それなりのトレーニングを積んでいるならいざ知らず、ごくごくたま～に自転車に乗ってはその度に筋肉痛に襲われるワタシです （;´д⊂）
ネタとしてはコッチの方が面白いのでしょうが、笑いを取りに行って笑えない状況になるのは致命的です。
今回は“初出場のシロウトが”ってだけでイロイロとイベントが起きそうなので、機材についてはできる限り無難な選択をいたしました。
後日、自転車が準備できたという連絡が来たので引き取りに行ってきたわけですが、
アラまあ意外とまともな自転車ですよ。最初は
「２×８くらいのギアつきで２７インチくらいのタイヤを履いていれば何でもいいか」
とか考えていたんですが、その条件はもちろん、なんだかブランドもののしっかりした自転車です。
フロントにサスペンションまで付いていますよ！
中でも最も気に入ったのは、錆一つ無いきれいなフレームのトップチューブがスロープしていることです。クロスバイクというのは大雑把に言うと
“細めのＭＴＢ系フレームにスリックタイヤを履かせたもの”
なわけで、当然ながらフレームサイズと身長の関係は大切なものになります。
ですがトップチューブが水平ではなく、最近流行のスローピングフレームであるということはサドルの変更程度でかなり幅広い身長差をカバーできるということです。
特にワタシもマイシスターも標準よりも小柄なのでフィッティングについては心配していたのですが、これなら大丈夫そうです！
それにそのクロスバイクはオーナーが女の人だそうで、小さめのフレームであったのですけどね。
それからレース用にマッドガードやランプ類を外しボトルホルダーはそのままに、シートをワタシのミニベロについていたsella itariaのレーシングに変更して準備ＯＫです！
ペダルについても手持ちのアルミ製のものに変更しておきます。
ホントは『ビンディング付きのレース用』とまでは行かなくともトゥークリップくらいは付けておきたかったです。これってあると無しでは結構違うんですよ？
“引き足”が使えるようになるのでペダリングに差が出てくるのです。
ですが慣れていないととっさの時の足着きができなくなることがあるのでマイシスターのことを考え、今回は装着を見送りました。
その日はできあがったマシンのテストランということで、多摩川の河川敷を流してまいりました。
いやいや速いですラクです楽しいです！ （≧▽≦）／
ギアについても２×１０＝２０速ですのでかなり幅広い速度域をカバーできそうです。
一番重たい設定にしてブンまわせば50～60km/ｈくらいは出るかもしれません。
こうなるとサイクルコンピューターなども欲しくなるのですが、借りものでそこまで求めるのはゼイタクに過ぎるというものでしょう。でもレースが楽しみになってまいりましたヨ！
車載についてもクイックリリースのフロント・リアホイールを外せば積み込むことも簡単です。
というわけでワタシのお部屋にお持ち帰り。
一応週末に近場を練習がてら走ってみようと思っていたのですが、なんのかんのとそれ以降
レース当日まで乗ることは無かったのでこれが唯一の練習走行となり、レース前日の金曜の夜に
ワタシのクルマに再度積み込んで、実家に行くこととなりました (￣▽￣；
ところで本格的なレース参戦にはそれなりの準備が必要です。
自転車競技は汗をかいてもかいたそばから走行風で乾いていってしまうので、脱水症状には気をつけねばなりません。
またロングランにおいてはハンガーノックという状態になると危険ですので、レース中はもとよりレース前後の栄養補給も重要です（以上、本で得た知識）
これについては事前にママンにスポーツドリンクやバナナ、ゼリー飲料などを準備してもらいました。
服装も当日の天候次第では保温が必要になるかもしれないので、Ｔシャツ以外にジャージなどを準備したり、休憩用の小さな折りたたみイスやピット内はコンクリートのうちっぱなしなので、レジャーシートだけでは冷えるためざぶとんなどを用意しておきました。
ちなみに防寒対策においてはよほど寒い条件で無い限りウィンドブレーカーは不向きだそうです。
雨が降っているならば有効なのですが、そうでないならば汗が発散せず残ってしまうので走行後に身体が冷える要因になるそうです。
もちろん待機中の風除けとして着るのはＯＫですけどね（以上、やっぱり本で得た知識）
そんなこんなでにーさんからのアドバイスや本で得た知識のみでどうにか準備も整いました。
当日はワタシたちの参加するレースのスタート時刻ＡＭ９：００から準備や受付などの時間を逆算して、ＡＭ５：００に実家を出発することにします。もてぎには何回か行っているのでこの時間に出れば大丈夫でしょう。後は天気が良くなることを祈って金曜の夜は更けていったのでした。
（※“実走編”に続く）
こんばんは☆
お祝い＆お見舞いコメントありがとうございました
７５３さんは私と違って、とても健康的な生活をしています！！
自転車レース！この週末に行かれたのですか？
今頃。。。筋肉痛かしらぁ～(o´Д`)
更新を楽しみにしています♪
by Betty (2008-04-21 21:19)
師匠改め７５３姐さんこんばんわ☆
実走編も楽しみです（＾＾）
そしてその次は筑波８時間耐久ですよね？（笑）
ママチャリで平然と４０ｋｍで走れた時代が懐かしい…
by のりドム＆みさドム (2008-04-21 22:35)
へえ～面白そう！
高校時代は自転車(ブリヂストン・ユーラシア)で
何処にでも行ってましたが、
オートバイに乗るようになってからはさっぱり…^^;
もてぎを走るのは爽快でしょうね。
ウチの会社にも何人か自転車便の人が居ますが速いです！
市街地では負けます^^;
実走編は(７５３さんらしく）
やっぱり何やら事件がおきたのかな～？(笑）
by テトラ (2008-04-21 23:45)
ちょっと更新が無いと思って心配していたら、ナント健康的な方向に突っ走っていたのですね♪
皆さん期待の実走編、ぜったいに何かやらかしちゃってくださいね(≧∇≦)ﾉ
by kyojikun (2008-04-22 01:18)
ま、まずいです。
特に大オチも無く、ただ単に長文になりすぎたから分割したのですが、
なんだか期待されてしまっていますっ Σ(゜□゜)
（※最後まで書いてある原稿を見返しながら）
こ、このままばっくれようかしら。。。（プレッシャーに弱いタイプ）
＞Bettyさん、こんばんは☆
風邪の方は良くなりましたか？
実はこのレースの前までのどの痛みが取れていなかったので、当日は
ちょっと不安でした f^_^；）
でも治りかけだったので、汗かいて温泉入ったらすっかり全快です！
筋肉痛については。。。完結編にてご確認ください m(_ _)m
＞のりドムさん、こんばんは☆
つか“姐さん”も禁止です、きんしーっ！
もちろん“親分”も“親方”も“家元”もぜぇーんぶダメですっ！
はあはあ（息切れ）
つか次は８時間ですか？
じゃあその時は一緒のチームで出ましょうね ｂ( ゜ー＾）⌒☆
あ、もちろん走行の割合はワタシが１周に対して、のりドムさんが３周くらい
走るって作戦で。。。
＞テトラさん、こんばんは☆
「ブリジストン・ユーラシア」ってランドナーなんですね！
この質実剛健な作りがステキです (*^_^*)
（※すっかり自転車マニヤに。。。）
実走編の方は。。。まあそんなに期待しないでおいてください (￣▽￣；
ワタシ、そんなに笑いの神に愛されているわけではないのですから。。。
＞けちゃっぷさん、こんばんは☆
健康的というか、またナナメ前方にふっとんだことをしてしまったなぁと
自分を見つめなおしたり。。。(￣▽￣；
実は“このレースに参加した”ってことそのものが大ネタなので後は惰性です（＜をい）
つかこの後、全ソネブロユーザーを感動の渦に巻き込む壮大なフィナーレが
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無いです、無いですからネ！（必死）
by 和-nagomi (2008-04-22 22:50)